お知らせ&コラム
2025/08/14
ペットの命を守る、エレベーターでの注意点
都市部を中心にペット飼育可能なマンションが増え、ペットとエレベーターに乗る機会も増えてきました。
一方、ペット連れでエレベーターに乗ると思わぬ事故が発生することも。
ドアやリードに隠れた危険を、あらかじめ知っておくだけで、防げる命があります。
●エレベーターによるペット事故の例
2006年、東京都品川区の集合住宅で、小型犬をリードでつないだままエレベーターに乗った際、犬がドアの外に飛び出し、扉にリードが挟まれたまま上昇。結果、飼い主はリードを握ったまま指を4本も切断し、犬は奇跡的に無事でしたが大きな怪我を免れませんでした。
また、京都のエレベーター保守会社がぬいぐるみで行った実験では、リードがドアに挟まれた瞬間にぬいぐるみが宙吊りになり、首が絞まる様子が映像で公開されています。飼い主がスマホに気を取られていたわずかな隙に起こった事故で、「エレベーターに乗る際は絶対によそ見をしないでください」と強く注意が呼びかけられました。
●ペットを連れてエレベーターに乗る際の注意事項
1)リードを短く持つ/抱きかかえる
細くて柔らかいリードは、赤外線センサーに感知されにくいため、必ず短く持つ、あるいはキャリーや抱っこで乗り込みましょう。
抱えることが難しい場合は、飛び出さないように首輪を持つようにしてください。
2)よそ見厳禁
飼い主がスマホ操作に夢中になると、ドアが閉まり動き出したときに気づかないケースが少なくありません。
よそ見をせず、ペットの様子に注意をはらいましょう。
3)扉付近にペットを近づけない
扉は想像以上に重く、隙間に頭やリードが挟まれると重大事故につながります。ドアから距離を取り、安全確認を徹底しましょう。
4)管理規約・マナーの遵守を
集合住宅では「エレベーターでは抱える」「ケージ使用」などの規約が定められていることも。
周囲への配慮として、他の住人が乗っている場合は先に譲るなど、マナーも大切です 。
●まとめ
エレベーターは便利ですが、ほんの少しの注意不足がペットの命を奪う恐れがあります。
リードは短く持ち、小型犬は抱く、キャリーを活用するなどの工夫が命を守ります。
管理規約やマナーを遵守し、「うっかり」の先にある悲劇を未然に防ぎましょう。
