お知らせ&コラム
2025/08/01
身近な存在、エレベーターに隠されたやさしい工夫たち
私たちが日常的に利用するエレベーターには、普段気づかないような多くの配慮や機能が隠されています。安全性を高めるだけでなく、利用者すべてにとって快適でやさしい空間となるよう、さまざまな工夫が施されているのです。今回はそんなエレベーターにまつわる豆知識を、いくつかご紹介します。
- エレベーター内の鏡はバリアフリーのため
一見装飾のように見える鏡ですが、これは車椅子利用者が後方を確認してスムーズに出入りできるよう設置されたものです。狭い空間でも安全に方向転換できるよう配慮されたバリアフリー設計の一部です。
- 「ペットボタン」は思いやりのサイン
ペットと一緒にエレベーターに乗る際に押すボタンで、他の利用者に「ペット同乗中」であることを知らせる役割を果たします。動物アレルギーの方や、ペットが苦手な方への配慮から導入が進んでいる設備です。
- トランクルーム付きエレベーターとは
通常よりも奥行きを広くとることができる特別仕様で、ストレッチャーや棺、長尺の荷物などの搬送に対応しています。平成15年以降に設置されたものは救急隊が所持する全国共通の「EMTRキー」で解錠が可能になっており、緊急時にも迅速な対応が可能です。
- 「閉」ボタンを先に押すと早く閉まる?
都市伝説のように語られるこの説ですが、実際のところ効果はほとんどなく、ドアが閉まるまでの時間短縮は1秒以下です。焦らず余裕を持った操作が推奨されます。
エレベーターは、ただの移動手段ではなく、利用者全員が安心して使えるよう細やかな配慮が重ねられた設備です。次に乗るときは、ぜひそのやさしさに目を向けてみてください。
